【K君編】「給与が振り込まれない」絶望からの逆転劇!滞納者K君が最後に手渡した「驚きの品」とは?

不動産投資

こんにちは、サラリーマン大家のヒロリンゴです。

1月12日、月曜日。 「水だけで正月を越した」という壮絶なエピソードを引っ提げ、入居者のK君が滞納家賃を振り込むはずの運命のデッドラインがやってきました。

果たして私の通帳に数字が刻まれるのか。それとも裏切りか。 激動の「K君編」、ついに終止符を打つ時が来ました。


1. 深夜の通知音。そして「お決まり」のフレーズ

前回までのはなし
1月12日の夕方。もし振り込んだのなら、一言「入れました!」と連絡があるはず。 しかし、スマホは沈黙を貫いたまま。嫌な予感だけが募ります。

そして日付が変わろうとする深夜、ついに「ピコン」とLINEの通知音が響きました。

K君:「お疲れ様です。今日入金予定だったんですが、給与が銀行の関係で振り込まれてません。確認するので待ってください」

「はい、来た~~~~!!!!」

出ました。滞納者界の言い訳ランキング第1位、「銀行のせい」。 この瞬間、私の中の「仏のヒロリンゴ」は、完全に消滅しました。


2. 怒りの一閃!「予想通りだね。もう終わりです」

私は震える指先で、冷徹な一撃を放ちました。

ヒロリンゴ:「予想通りだね。これはもう終わりです。明日、出て行ってもらいます」
K君:「すみません、本当に銀行の関係でお金が振り込まれないんです!」
ヒロリンゴ:「銀行の関係って、具体的に何? そこも確認した上での約束だったよね!?」
K君:「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

沈黙。スマホの向こうで震えるK君が見えるようです。 私は最後通牒を突きつけました。「明日、会社に聞いて、実際いつ振り込まれるのか『何月何日か』を明確に教えてください。次はもうないよ」


3. 1月19日、運命の記帳。果たして……?

翌日、K君から「今週末には入金される」との連絡があり、最終期限を1月19日(月)に設定。 そして当日。私はおそるおそる、近所の銀行のATMへ向かいました。 通帳を差し込み、機械が「ガタガタ」と音を立てる数秒間。

……着金!

「やればできるじゃん、K君!」 安堵とともに呆れました。これだけ待たせて、入金した瞬間に連絡ひとつ寄こさないマイペースっぷりは相変わらずです。


4. まさかの急展開!銀行に現れたK君の手に……

記帳を終え、銀行を出ようとしたその時、スマホが震えました。K君からです。

K君:「今、ご自宅にいらっしゃいますか?」
ヒロリンゴ:「今、〇〇銀行の〇〇支店にいるよ」
K君:「5分ほど待ってください。今からそこへ行きます!」

5分後、息を切らして走ってきたK君。 その手には、なんと「高級な菓子折り」が握られていました。

K君:「長い間お待たせして申し訳ございませんでした。つまらないものですが、受け取ってください……」

頭を深く下げる彼を見て、私の中にあった怒りは、スッと消えていきました。 「水だけで正月を越した」と言っていた彼が、決して安くはない菓子折りを包んで、わざわざ銀行まで追いかけてきた。

「K君、ちょっと成長したんじゃない……?」

思わず、目頭が熱くなるのを感じました。 不動産投資は数字の積み上げですが、その根底にあるのは**「人と人との泥臭い繋がり」**。K君の持ってきたお菓子は、今まで食べた中で一番「重み」のある、優しい味がしました。


大家ヒロリンゴ、また一つ強く(?)なりました

こうして、激動の「滞納者K君編」は幕を閉じました。と言いたいところですが、今ようやく1月目が振り込まれただけです。おそらく、また起ると思っています。
滞納は経営上のリスクですが、誠意を持って向き合えば、時にこんな「救い」があるのも大家業の醍醐味かもしれません。

K君、次は遅れちゃダメだよ。君の成長を、大家としてずっと見てるからね!



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