一棟目購入に至るまで

不動産投資

不動産屋さんに本気度を見せた方が良い

これは人それぞれスタイルは違うと思いますが、全くのド素人が不動産屋さんへ物件を紹介して欲しい旨を電話しても、なかなか本気度が伝わらないと思います。不動産屋さんも忙しいので、本気で探している人に物件を紹介したいと思います。

僕の場合は、不動産屋さんへ直接訪問し、その時に自分の細かい経歴書、過去3か年分の源泉徴収票等を持参しました。これが功を奏したかはわかりませんが、僕の担当者は最後までめげずに物件探しに協力してくれました。

どんな物件を買って良いかわからない

「不動産を購入したい!」という思いに至ったのは2016年(現時点から4年前)のこと、とにかく一日でも早く購入したかったので、仕事から帰宅後、毎晩、血眼になって不動産投資の本を読み漁り、「楽街」、「健美家」、「at home」や地元不動産ウェブサイトなどを探しました。おかげさまで視力が相当に落ちました、、、、

良さそうな物件があれば、連絡をとっては、下見に行って話を聞くなどを繰り返し、不動産屋にとっては、見るだけ見ておいて、あれこれ理想を言っては買わない(買えない)嫌な客だったっと思います。。。

そんな事を繰り返していると、「理想的な物件はまずサイトには出てこない!」、「購入できる人の所に良い物件が水面下で先にいくんだ!」という結論にいたり、今度は、どこを妥協できるのかを考えるようになりました。

購入物件を鉄骨造に絞る

当然、利回りの良い物件が良かったのですが、そうなってくると木造の耐用年数越えばかりしかなく、耐用年数越えとなると地銀は融資を嫌がるため、多くの自己資金が必要となり、属性も給与もそんなに高くない僕が買える物件は少なかったです。RCになると今度は購入価格がいっきに上がってしまい、手が出ませんでした。。。それで最終的に購入物件を木造とRCの中間の「耐用年数内の鉄骨造」に絞り、再度探し始めました。

しばらくすると、「鉄骨造2階建、1K×10部屋、築29年、2,000万円、利回り12.9%、駐車場敷地内5台分あり、入居率9/10」という物件を発見。不動産屋にすぐに電話して、物件を見に行きました。古いですが、別段そこまで悪いという印象はなかったです。

でもこれがいざ購入するとなると、

「アパートの空室が沢山ではじめているのに、地方の古い1Kなんかに人が住むのだろうか?」、

「地方では駐車場が全室分ない物件は不利だし、古いから修繕費も沢山かかってしまうだろう」とか、

急にこの物件に借金することが怖くなって、手が出せなかったのです。
結局諦めてしまいました。本当に情けない、、、

初めての買付証明書提出

躊躇したまま、無駄な時間だけが過ぎて、半年くらいたったある日、いつものように不動産サイトをあちこち見ていると、あの2,000万円だった物件の価格が1,800万円まで落ちていました。利回り14.3%です。これでも購入者がいないということは、この物件は何かしら皆がダメと思う要素があるんだろうと思って、それでも、一応不動産屋さんに電話したら、「買い付けが1件入っています。ヒロリンゴさん買い付け入れられるなら2番手です。」と。

直感的にこれを逃したら、もう二度と買えないような気がして、ダメもとで「買い付け(買付証明書)いれます。」と伝えました。しかし、電話で発覚したのは、その物件が「重量鉄骨(耐用年数:34年)ではなく、「軽量鉄骨(耐用年数:28年)だったということです、、、

耐用年数が若干すぎてても、駐車場が全室分なくても、ここが妥協するところだと思い、これだったら納得して購入できるという指値を入れました。

指値:1,650万円

 不動産屋さんからは、「この価格は売主さん、多分断りますよ。ちょっと提出するのが怖いです。。。」と言われました。それでも良かったんです。僕としては人生で初めて「買付証明書」を提出することができたので。手付金記入欄には100万円と記載しました。購入金額の5~15%程度が相場だそうなので、100万円だと6%くらいですね。

購入は諦めていたのですが、3日後に不動産屋さんから連絡があり、

「なんと!1番手の方には融資がおりませんでした。売主さんはご高齢で、相当に長い間掲載されていてもなかなか買付が入らないので、融資がおりるのであれば指値の1,650万円で良いと言われています。ヒロリンゴさん、運が良いです!」

という朗報。

「やったーーーーーーー!」

直後、銀行へ融資相談に行ったのでした。

1棟目購入物件の概要及び価格全貌
1棟目2020年の成績
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