【不動産投資のリアル】アパート事件簿3:のど自慢に出場した翌日、入居者が「夜逃げ」した話

アパート経営

不動産投資をやっていると、ドラマのような、あるいはコントのような出来事に直面することがあります。

こんにちは、サラリーマン大家のhiroringo(ヒロリンゴ)です。 今回は、私のアパートで起きた「3度目の夜逃げ」のお話です。前代未聞の「事前通告あり」の夜逃げ劇、その一部始終を公開します。


1. 弱小オーナーの味方「ジモティー戦略」

私のアパートの客付けは、主に**「ジモティー」**を活用しています。

もちろん不動産会社さんにもお願いしていますが、大手の会社さんはお忙しい。家賃設定が低めの私のような弱小オーナーの物件は、どうしても優先順位が後回しになりがちです。これは世の中のセオリー、仕方のないことです。

でも、空室を一日でも早く埋めたい私は、自らジモティーで動きます! 「ジモティーは客層が悪いのでは?」と聞かれることもありますが、過去には素敵な社長さんが入居してくださったこともあります。ただ……事実として、我が家で夜逃げされる方は、今のところ100%ジモティー経由です(笑)。

2. 1,000kmを超えてやってきたKさん夫妻

今回の主役は、はるか1,000km先から移住してこられたKさん夫妻。 お二人は車一台、荷物もほとんどない状態でやってきました。お話を聞くと非常に一生懸命な方々で、「なんとか力になりたい」と感じた私は、最初の2ヶ月間は家賃を頂かないことにしました。

「不動産事業は社会貢献でもある」 私はそう思っています。性善説に基づき、多少自分が傷ついてでも、苦しんでいる人が喜んでくれるなら……そんな思いでスタートした事業でもあります。

もちろん、万が一のために家賃保証会社のCASA(カーサ)さんには加入していただきました。CASAさんは本当に親身に対応してくれるので、自主管理大家さんには本当にお勧めです。

3. 「のど自慢」出場、そして衝撃のLINE

入居から2年が経とうとしたある日、奥様からLINEが届きました。 「明日『NHKのど自慢』に出場します!見てください!」

当日、私もテレビの前で応援しましたよ。「ああ、あんなに疲れていたお二人が、皆さんの前で歌えるほど元気になったんだな……」と、勝手ながら親心のような感慨深さに浸っていました。

ところが、その翌日の月曜日の朝。私のスマホに一通のLINEが。

「今まで大変お世話になりました。ヒロリンゴさんにはどれほどのお礼をしたら良いかわかりません。私たちのことは探さないでください」

「……あ、これいつものやつだ」

4. 史上初?「清掃済み」の夜逃げ

慌てて部屋に向かうと、鍵は開いていました。 中に入ると、なんと部屋はピカピカに掃除されていたのです。

これまでの夜逃げは、前触れもなく荷物が放置されたまま……というパターンばかりでしたが、今回は「のど自慢で元気な姿を見せ」「丁寧な別れの挨拶」をし、「掃除まで済ませて」去っていくという、なかなかないパターンでした。


最後に:くじけそうな大家さんへ

夜逃げは確かにショックです。でも、私はこれを「ネタ」として楽しんでいます。 大変なこともありますが、それ以上に不動産投資には、人との関わりや、自分自身の成長といった面白さが詰まっています。

サラリーマン大家、次はどんな事件が起きるのか? くじけそうになることもありますが、前を向いて歩いていきましょう!

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