【実録】入居審査「1時間」で瞬殺された若者を独断で入居させた話。禁断のジモティー客付けの裏側

不動産コラム

2025年10月。1部屋が退去となり、僕の管理物件の入居率は再び90%へ。 入居率100%でないと夜も眠れない性分の僕は、即座に動きました。

駐車場込み28,000円。フリーレント1か月。さらに広告料1か月! 「ここまで条件を付ければ、年内には決まりますよ!」と威勢よく答えた管理会社の若手担当者。

……10月、11月、12月。 「おい、ちゃんと営業してんのか!?」と叫びたくなるほど、全く音沙汰がありません。

しびれを切らした僕は、ついにあの「守護神」を呼び出しました。そう、我が「ジモティー様」の出番です。


1. 掲載初日に現れた「ヤバい予感」しかしないK君

ジモティーに掲載した初日。光の速さで連絡がありました。仮にK君としておきましょう。

K君:「ここに決めました!いつから住めますか!?」
ヒロリンゴ(心の声):「いやいや、まだ内覧もしてないでしょ。」

初っ端から、先が思いやられる展開。 保証会社の初期費用や鍵交換費について説明すると、さらに衝撃の返しが。

K君:「鍵は交換しなくても良いんですよね?」
ヒロリンゴ(心の声):「……そんなにお金がないの?」

ヒロリンゴ:「鍵交換なしでもいいですが、覚書は書きますよ」
K君:「大丈夫です!仮に侵入されても取られるものはありませんから~」
との回答。。。
ますます先に進みたくない感じが漂いますが、入居率100%を常に目指す僕は、おそるおそる審査へと駒を進めました。

2. 「これ、絶対ダメなやつやん……」驚愕の審査前ヒアリング

内覧当日。念押しで「保証会社の審査に通らないと入居できないからね」と伝えると、K君の口から衝撃の事実がポロポロと……。

  • 携帯料金の滞納あり
  • 不動産屋の審査に散々落ちた経験あり、さらに継続中
  • 大切な保証人(家族)とは絶縁状態

ヒロリンゴ(心の声):「これ、絶対ダメなやつやん(確信)。」

これまで数々の猛者を見てきた僕ですが、これはイチカバチカ。 保証申込書を提出。
わずか1時間後。 「無理です!」と電光石火の即答が来ました。
通常2〜3日かかる審査が、わずか1時間で瞬殺
ある意味スピーディーで気持ち良いほどの断絶でした。

3. 「もう身体が限界なんです」その一言に情が動く

審査落ちを伝えると、K君は食い下がります。 「今はネットカフェや友達の家を渡り歩いています。友達も嫌な顔をするし、もう身体が限界なんです。なんとかなりませんか?」

そこから30分。バイトを4つ掛け持ちしている話や過去の失敗談を聞くうちに、僕の性善説スイッチが入ってしまいました。

「だまされてないか?」という冷静な自分と、「不動産を通して社会貢献したい」という自分が激突。そして僕は、禁断の場所に足を踏み入れる覚悟をしました。

4. 持ち金3,752円。

公証役場で契約すれば効力は強い……なんて知識はありますが、サラリーマンの僕はそんなに暇じゃありません。これまで数々の夜逃げや事件を潜り抜けてきた僕のボディとマインドは、既に鍛え抜かれています。

ヒロリンゴ:「K君、わかった。今、現金いくら持ってる?」

K君:「3,752円です。」

ヒロリンゴ:「かなり具体的な数字だね……。よし、今日から住んでいいよ。」

K君:「・・・本当ですか!?ご恩は一生忘れません!」(with 涙)

この言葉と涙を信じることにしました。
・12月20日のバイト代を1月分の家賃として振り込むこと。
・火災保険代は今回は僕が出すので、バイト代が入った際は返金すること。
これらを条件に、一文無し(正確には3,752円は持っています)のK君を迎え入れたのです。


最後に:良い子は絶対に真似しないでください

正直、この先どうなるか分かりません。 でも、これも僕の人生の「ネタ」として大切にしたい。 不動産投資をこれから始める方は、教科書にはこんな方法は書かれていませんので、絶対にこのやり方だけは真似しないでください。

K君については、今後も続編を書いていきたいと思います。 新たな物語(あるいは新たな事件簿)が、今始まりました……!



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